比嘉愛未
連続テレビ小説 どんど晴れ 完全版 DVD-BOX1
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人気ランキング : 25761位
定価 : ¥ 15,960
販売元 : NHKエンタープライズ
発売日 : 2007-10-26 |
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非常に薄っぺらいお話・・・NHK朝ドラ史上、最低の駄作 |
放映された当時は高視聴率を獲得したものの
しばらく経てば世間の記憶からまったく忘れさられる作品がありますが
このドラマはまさしくその代表的なもの。
いきなり主人公の恋人が田舎の旅館のあとを取ることになり
パテシエの娘が女将になると宣言して旅館に押し掛ける。
最初に結末ありきの動機付けも無い旅館乗っ取り。
そして旅館を切り盛りしていた叔父一家と相克になるという展開である。
主人公の行動は常に正当化され周囲の登場人物は主人公を美化するために貶められ
犯罪行為まがいなことまでやらされる。
私はこの作品をタイムリーで見ていましたが
正直言って怒りを通り越して吐きたくなりました。
しかもこの脚本家の方が今年の大河ドラマの脚本をやっていらっしゃる。
しかも同じような展開。
15分の細切れな連続ドラマだからようやく間が持ったものの
長丁場のドラマでは完全に破綻しています。
もう沢山です。
大河ドラマや朝ドラの過去の名作のフィルムが喪失して残っていないのに
こんな駄作が後世に残されていく哀しみ。
今年の大河の展開のあまりの無残さを観て、あえて再レビューいたしました。
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レビューも見ただけでも... |
レビューを見ただけでもこのドラマがどれほどの圧力から生まれた難産のドラマかわかります。
ただ、本当の結果は多くの視聴者が証明しています。
お金や年季の入ったスタッフが製作した後番組と違い、わずかな予算で新人を起用してのスタートはずのドラマが、
最低視聴率から高視聴率に成長した理由はここにあります。
決して、負けない一途で真面目、誠実な信念。
どんなに古臭くて定番のストーリーでも、新米の恥ずかしい演技でも心を打つのは何故か?
本当に日本国民が求めていたドラマがここにあるからではないでしょうか?
「どんど晴れ」!!
そう唱えるだけでイジメや大きな力にも勝てる様な気がします。
比嘉愛未さんスタッフの皆さん、素晴しいドラマを有り難うございました。
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薄っぺら・・・・・・ |
大体、今の日本であんな旅館があると思わないし、あったとしても受けるんかいな?
頼まれたって、あんな旅館に泊まってやるもんかと思った人も多いはず。それよか、馬鹿男なんぞ振って、ケーキ屋継いだ方が良かったと思いますが、後で、弟が・・・というのも超ご都合主義。
NHKの朝ドラは今の「ちりとてちん」もそうですが、中身が無くて薄っぺらく、しょっぱい作品ばかり創ってますね。
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批判 |
批判が出るのも人気ドラマの宿命でしょう。『どんど晴れ』ファンの皆さん、気にしない×2(^-^)v
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支離滅裂 |
まず舞台設定が無茶苦茶過ぎて、正直突っ込み所を捜すために見ていたようなものでした。
老舗旅館を大型リゾートホテルにしようと目論む「本来の」跡継ぎ息子と、そこへ乗っ取り屋のように押しかけてくるヒロイン。
あんな狭い敷地で大型リゾートホテルなんで無理ですよね。
そもそもホテルにするなら「女将」なんか要らないんだから「女将修行で決着を付ける」と言うのも変。
特に観光名所でも無い辺鄙な場所にある「高級老舗旅館」なんだから「お持て成しの心」なんてあって当たり前なのに(それ以外に売りがない)接客はろくすっぽ出来ない従業員達。
正直、こんな旅館に泊まりたいとは思えませんでした。
そして後半ますます訳が分からなくなる矛盾だらけの設定。
後に現れる本物の乗っ取り屋は、加賀美屋の株を買い占めて買収工作に乗り出しますが、駄目押しの「3%の株」…
あのー…大女将が存命の頃には「加賀美屋の株は身内しか持ってない」って言ってませんでした?
視聴者が忘れていない設定を、たった数話で制作者が忘れてしまうのか、堂々と矛盾だらけの騒動を次々に引き起こす。
陳腐というよりは、スタッフの方の記憶力に問題があるとしか思えないぞんざいな作り。
よくこんなつまらない作品を、半年間も放映し続けられたよなーと、別の意味で感心します。