表の章では多部未華子が主演。
高校生視点で物語が進行していき、合唱部に次々と奇怪な事件が起こります。
結局、真相は謎のまま表の章は終了。
裏の章では安めぐみが主演。(多部未華子は少ししか出てきません。)
こちらはマスコミ視点で物語が進行します。
TV番組の制作を通じて表の章の謎を明かしていくという流れです。
表と裏で全く視点が違うところは斬新で面白いのですが
裏の章がちょっと残念な気がしました。
話は難解でこじつけばかり。
セリフも音響に関する説明が多くてかったるい印象を受けました。
表の章が良かっただけに裏の章でがっかりしました。
表の章だけを見て、謎の部分は自分の中で補完した方が良かったです。
表☆4 裏☆2 トータル☆3としておきます。
最近、いろいろメジャー系のホラーを見ていますが、いまいちな物ばかりで
これもあまり期待しないで観たのですが、割と怖く演出されていたと思います。
最近特に露出の多くなってきた多部未華子が
表の主人公、裏の主人公を安めぐみが演じています。
この作品はいわゆる童謡の暗部の世界に焦点をあて表では女子高生たちが次々と
失踪していき、裏ではその五年後を描いていてその事件を究明するマスコミのことを描いています。
とにかくこの映画はべたとはいえ、最近のホラーでは見せ方がうまいと思います。
特に後半の謎解きの部分は少し空恐ろしいものも感じました。
しかし、それと同時にあまりの説明口調の多さが気になってしまってあのあたりの表現方法は
人それぞれ評価の別れるとこだと思います。
でも観ても損のないホラー物だと思います。