歌は悪いが歌唱力がいいって…それは個々人の好みだから。意外かもしれないが若槻千夏はバカにできない。はじめて聴いたらそのギャップに驚くはず。シングルなので試しで聴くにも価値は十分あります。
他人に遠慮無しで本音言いたい放題で悩みが無く何も考えていない感じで頭が悪く渋谷を徘徊している尻と脳味噌が軽いコギャルのイメージが強いが、驚く事に歌が巧い若槻千夏。「声がやや高いなぁ」と思えたが、全然聞き苦しくない。若槻がCDを出したら、あびる優や岩佐真悠子みたいな投げ遣りな感じ&山田まりやや昔の山川恵里佳みたいに甲高い声でハイテンションを想像していたが、グラビアアイドルのCDに有りがちな妙に作ったブリブリキャピキャピのキャラ声の下手な歌ではなく、意外にもしっかりとした歌手声の歌を聴かせてくれる。
しかし!若槻の歌は良いけれど、一昔前のガールポップロック調のJ−POPみたいな曲自体(詩・曲・編曲・歌唱以外の楽器の演奏)は非常にダサイ。という訳で、『愛のカケラ』はとても恥ずかしくて聞くに耐えない。『C-C-C(シー・シー・シー)』は、『愛のカケラ』よりは「ましかなぁ」という程度。(『C-C-C(シー・シー・シー)』は、タイガースのカバー曲なので、編曲と歌唱以外の楽器の演奏の問題なのかも知れないが。)
本人のパブリックイメージはともかく、歌唱力は有るし、一般受けする声(モーニング娘。の矢口真里系の声だと思った)だと感じたので、有能なスタッフとリスナー心理を知り尽くしているプロデューサーがマーケティングをして曲を作り、一般リスナー(若槻千夏のファン&アイドルマニアの濃いオタク以外の人)に売り出して欲しい。
若槻千夏の歌は★★★★★。曲自体は★。
ちぃーちゃんのさわやかさそのままに、元気がたくさんもらえるCDです。