冨樫森
天使の卵 コレクターズ・エディション [DVD]
|
人気ランキング : 4593位
定価 : ¥ 6,090
販売元 : 松竹ホームビデオ
発売日 : 2007-03-28 |
美大志望の浪人生である歩太(市原隼人)は夏姫(沢尻エリカ)という彼女がいながら、電車の中で春妃(小西真奈美)という女性にひとめぼれ。彼女のことが忘れられなくなる。その春妃と精神を病んでいる父が入院している病院で声をかけられる。彼女は父の主治医だった。そしてもうひとつ驚くべき偶然が。春妃は夏姫の姉でもあった…。春妃のことが忘れられず、一途な気持ちをつのらせる歩太。その気持ちに春妃も心動かされるが…。
直木賞作家、村山由佳のベストセラー小説が待望の映画化。一途な純愛でも止めることのできなかった、悲しい運命を描きつつ、運命にはあらがえないけれど、それでも生きていかなくてはいけない生を、恋愛を通して描いた作品だ。主役の3人を映し出す映像が美しく、一線をひいていた歩太と春妃の気持ちのたががはずれて結ばれるラブシーンなど、まるでファンタジーのよう。監督は『非・バランス』の冨樫森。 小西真奈美の透明感溢れる美しさと哀しみをたたえた瞳が、この映画の世界観を支えている。まさにハマリ役と言えるだろう。(斎藤 香)
|
純愛?ラブストーリー |
将来絵描きになりたい青年が、自分の彼女の姉を愛してしまった
複雑な三角関係。自分の姉を好きだと知っても妹は、彼をサポート
し続けている姿にぐっときた。ちなみに妹は沢尻エリカ。
やがて、青年の父も愛した姉も亡くなってしまう。
愛と死。主人公の思春期の感情が揺れ動く様がすごく描かれた作品。
|
説得力 |
どなたかも書いていらっしゃいましたが、感情移入ができるかどうかが評価の分かれ目になると思います。
私は感情移入出来ませんでした。
元々恋愛ものが苦手と言うこともありますが、春妃の抱えている喪失感や深い悲しみがどうにも伝わって来ません。
その辺のエピソードがもっと描き込まれていたら、また違った感想になったかも知れません。
また、歩太も今ひとつ魅力的に感じられませんでした。
何故春妃が彼を好きになったのか、理解に苦しみます。
これも、その辺の掘り下げ方が足りない様な気がします。
全体的に説得力に欠けている様な気がしてなりません。
主題歌も映画のイメージとは明らかに曲調が合っていません。
タイアップの弊害がモロに出てしまった感じです。
突っ込み所も多く、思わず失笑してしまった箇所もありました。
ただ、映像は綺麗ですね。
春妃役の小西さんが非常に美しく描かれていて、彼女のプロモーションビデオみたいです。
小西さんのファンなら購入を薦めますが、そうでない方にはお薦めしません。
|
原作を読んだ人にはおすすめしません |
はっきり言ってしまうと台無しです。
原作ではピュアで綺麗な物語だったので期待して見たのですが、
やけにピュアさを作り出そうとして自然のままの綺麗さが無いです。
原作を読んでしまっていると愕然とします。
台詞の言い方や情景の写し方の不自然さが目立ちます。
特に気に入らなかったのは市原隼人くんと小西さんが結ばれるシーン。
あんなにイメージを崩されたのは初めてです。
唯一綺麗だと思えるのは絵ですね。
絵が好きな方は暇潰しに目を通すのも悪くないでしょう。
しかし原作を読んでいないのならば映画よりもそちらをオススメします。
|
原作が良すぎて… |
原作を読んだ方はきっと凄まじいショックを受けたのではないでしょうか。登場人物の人間くささ、感性のみずみずしさ、所々のユーモア、そして愛する人を失う悲しみ…ってすべてが信じられないくらい中途半端!そして最高に絶望的だったのは小西。なぜ小西??ブスで冷淡で怖い未亡人の医者としか印象に残ってません。がんばって最後までみて、むさ苦しいエンディングも聞いたけど、何も感じませんでした。エリカ様は熱演してました。まるで「ヤンキー母校に帰る」みたいでした。
|
原作は読んでません |
他の方も書いていましたが
セリフが所々、おかしいです。
俳優さんたちもおかしいなと思いながら演技しているのでは?
そのせいで、綺麗な背景も演技もカメラワークもすべて
台無しになっています。
小説を読んでいないのでわかりませんが、
ピュアな話だからといって
そのまんまピュアすぎるセリフが飛び出しまくるので
失笑をする場面が何度かありました
あとBGMは最近みた20本ほどの映画の中で一番最低です。
同じ曲ばかりで、これもコント見ているような感じで逆に笑ってしまいます
あ、またこの曲だ・・・みたいな
今夜はピュアな話が見たいという気持ちで
かなり前向きに見たのですがこんな感想でした
忙しい時間をぬってなんとか必死にみていたら
機嫌が悪くなる作品です。
俳優さんたちは頑張っています
他の大事な部分が駄目ですね(T T)