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人気ランキング : 18191位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : フジテレビ
発売日 : 2007-03-21 |
高校卒業後、福生のガソリンスタンドで働く志郎は新しいバイトの乃里子のことが気になって仕方がない。乃里子は恋人の矢野と別れたばかり。元彼にはない、純粋でやさしい志郎のことが次第に気になり始め、ふたりは付き合うようになる。しかし、志郎と乃里子と一緒のところを見た矢野の心に乃里子への思いが再熱し…。
『誰も知らない』でカンヌ映画祭主演男優賞を受賞した柳楽優弥と『パッチギ!』の沢尻エリカ主演のラブスートーリー。初めて女の子と付き合った志郎の、思いが加速していく感じ、彼女のちょっとした言葉や行動に揺れる心など、乃里子に熱くなっていく主人公の心情が、柳楽くんの純粋で汚れのない演技にぴったりはまり、これぞまさに初恋という世界をつくり出している。いつまでも少年のような青年と、一足早く大人になっていく女の子。そんな男女の成長の微妙な差が、志郎と乃里子の関係に現れているのも興味深い。すべてにおいて志郎より大人だった乃里子を沢尻エリカも好演。主役ふたりの輝きが、本作をチャーミングなラブストーリーに仕上げている。(斎藤 香)
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岩佐真悠子が… |
恋愛映画は好きじゃないけど、たまたまこの映画のロケ地が地元だったので見ました。
全然期待していなかったが沢尻エリカがあまりにも可愛いくて感情移入してしまった。 あんな可愛い子がバイトで入ってきたら、好きになるよな。
映画全体の感想としては幼くて女に過剰な幻想を抱く男心が良く描かれていると思う。ただ残念なのは柳楽優弥と沢尻エリカのセックスシーンがないこと。
この映画は男側の視点から描かれているから、その辺りも重要だと思う。沢尻エリカが柳楽優弥にバックからガンガン突かれてるとことかを見たかったです。
一番お気に入りのシーンは岩佐真悠子が紐パンを履いているシーンです。 今の若い子はあんなポールダンサーみたいなパンツ履くんですね。ドキッとしました。
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よい俳優を揃えているのに、消化不良かな。 |
10代の恋の傷みって、日本国民ほぼ全員が体感する大事な「思い出」である。そこをテーマに狙うのだったら、よほどの覚悟がないと観客を納得させることはできない。本作は感傷ばかりが表現されている気がして、恋愛の「苦い経験の醍醐味」が不足だったかな、と思う。横田ベースを舞台にしているのに、アメリカ感が夏木マリ以外全く感じられないのもマイナス。チョイ役ではなく、もっとアメリカ人を登場させないと。これなら舞台が静岡でも茨城でも、渋谷でもよくなってしまう。役者陣は夏木マリのダイナミックな演技(地?)に圧倒され、沢尻エリカのキュートさに感心し、柳楽優弥のオクテさに共感し、濱田岳の金髪に驚き、みな見事であった。全編に漂う中途半端さは脚本の力の無さが要因だろう。またせっかく大泉洋という才能を起用しているのに、まったく生かされなかったのも惜しい。せっかくの「Gas Station」所長役なのだから、大泉を軸にすればもっと締まったのに、と思う。ちょっと消化不良の感じで星3つ。
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原作を読んでから…… |
やはり原作には勝てませんねぇ………
しかしいい出来だと思いますよ。
人間関係の描写が素晴らしいです。
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ベタ |
話がベタ過ぎてびっくりしました。
昔の少女マンガかと思いました。
でも沢尻エリカが凄く可愛かったです。
男の子はちょっと暗かったな。
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胸が痛くなるような感覚 |
配役が誰で、としか分からずに、一切の事前情報を持たずに見た。おかげでタイトルを見て料理映画かと思ったくらい。ストーリーはシンプルすぎるほどシンプルで、特にひねりもないが、グランマや、ガスステーションの個性的な脇役が光っている。
しかし、恋愛ものなど普段かったるくて見る気もしない自分なのに、物語の半ば過ぎには主人公にどんどん感情移入して、胸がひりひりするような、まるで自分が愛する人を失ってしまうかのような感覚になっている事に驚いた。一体こんな感覚は何年ぶりだろう。何回も見るべき映画ではないが、こういう気持ちを呼び覚ましてくれた映画を愛おしく思う。