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人気ランキング : 5799位
定価 : ¥ 23,940
販売元 : ポニーキャニオン
発売日 : 2006-04-26 |
15歳で原因不明の難病を発病しながらも、ひたむきに生きていこうとしたヒロインの姿を描く、実話をドラマ化した感動ストーリー。晴れて志望していた明和台東高校に入学した亜矢(沢尻エリカ)は念願のバスケ部に入部、クラス委員にも選ばれ、希望に満ち溢れた高校生活を送り始める。その矢先、登校の朝に足がもつれて転倒してしまう亜矢。倒れ方の不自然さを心配して亜矢に診察を受けさせた母・潮香(薬師丸ひろ子)は、神経内科医・水野(藤木直人)から亜矢が治療法の見つかっていない脊髄小脳変性症に侵されていることを告げられる。潮香は亜矢へ告知すべきか心を痛めるも、ふらつきや物との距離感がつかめなくなったりといった自覚症状を、亜矢はその時すでに感じ始めていた。
亜矢の体の自由が次第に奪われていく過程はあまりにも過酷で、回を追うにごとに涙なしでは先を見進められなっていく。ただ、亜矢を温かく支える家族、最善を尽くす担当医師、誠実に見守る友人たちのそれぞれも丁寧に描かれており、亜矢の境遇は悲しいだけの物語には紡がれていない。残酷な運命に折れることなく、人の役に立ちたいと願い続ける亜矢の生き様はとても力強く、見るものはそんな亜矢の姿から勇気を与えられるだろう。原作にはない遥斗(錦戸亮)との恋愛のパートも、ドラマの誠実さを損なわせることがないあたりにも好感が持てるところ。亜矢役の沢尻エリカの熱演も心に残るが、母・潮香を演じた薬師丸ひろ子の包容力のある名演はこのドラマをいっそう志の高いものとして輝かせている。(麻生結一)
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下品です |
非常に低レベルの作った人の品性を疑う作品です。
申し訳無いけど同じフジテレビの月9の『東京タワー』並に下品です。
昔の『スクールウォーズ』とかに感動した人なら泣けるかも。
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最高です |
錦戸亮くんがでる。ただそれだけの理由で私はこのドラマを見ようと思いました。
しかし見てはまりました。
みてよかった。そう思えました。
見ていて涙涙でした。
沢尻エリカさんの演技のうまさ。本当にすごいと思いました。
このドラマにでているキャストの方々。みなさん本当に演技がうまいですよね。
このドラマを見て家族の大切さを知りました。
このドラマのDVD買って後悔することはないとおもいます。
私はまだ15歳なのでお金がないのでDVDを買ってませんが、
このDVDを買うために今お金をためてます。
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これ見てまったく泣かない人がもしいたら、凄いと思います |
個人的には、病気を題材にしたドラマはあまり好まないのですが、
やはり見てて泣いてしまいます。
今まで見たドラマの中でも、
ボロボロ泣いてしまったのはこのドラマが一番です。
それだけ、沢尻エリカの演技がまた上手で、可愛くて、
見る人に強烈に感情移入させてしまうのだと思います。
ただ一つ残念な点は、
ここまで亜矢の経緯に涙して追ってきたのだから、
最期のシーンまでちゃんと作って欲しかったです。
なのに、亜矢の死に関しては曖昧で後日談のような感じで、
サラッと流されてしまい、そこがちょっと拍子抜け。
この手のドラマは結末がわかってるので、回を追うごとに障害が進んで、
悲惨なまでに可哀想なことになっていきますが、
しかし逆に、ドラマとして考えれば、
中だるみ等などのマイナス要素とはまったくの無縁で、
一度見始めてしまえば、もう最後まで止められません。
もれなく涙もついてきますので、視聴後の達成感もあります。
泣きたい人には、自信を持ってお薦めします!
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名作ですね。 |
闘病記って「健全な人は前向きに生きなさい」って押しつけるような気がして中々見ないのです。ひねているのかな。このドラマも放映当時は見てませんでした。仕事に忙殺されていたのもあるけれど。
再放送の時たまたま見だしたら、はまりました。キャストも音楽も良いのですが、特に沢尻エリカちゃんの名演技に驚くばかりでした。滂沱の涙を流しました。今でも「粉雪」を聴くと、どうしてもダクダクに泣いてしまいます。
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果てしなく落ちていく涙 |
亜也さんがご存命ならば、私とほぼ同年齢だから思春期の子供を
持つ素敵なお母さんだっただろうに。。。。
実話を元にした悲劇のドラマ、という程度のことは知っていたのが
元来悲しいお話が苦手だったので、やや、遠慮気味であった。
ふとしたきっかけで見たこのドラマの再放送の1話目。
あまりの衝撃で、思わずDVDセットを購入してしまった。
無論、TVドラマであるから相応の脚色もありながら、それでも
重く、暗く、時折挿入されるまぶしいほどの青春描写にも、落涙。
とにかく、TVドラマを見てこんなにも涙が溢れたのは初めてだ。
悲しくて、辛くて、どうしようもない。
それは実話がベースになって製作されている、という事と現実は恐らく
もっと残酷で過酷で、健気な少女、亜也さんがこんなにも辛い思いを
しながら、生き続けたのかとどうしても想像してしまうからだ。
亜也さんの魂が時空を超えて伝わってくる。
エリカ嬢演ずる亜也さんは勿論、脇を固める役者達の真摯な演技、
必要以上に過剰な演出をせずに淡々と脚本が抑制されているから
余計に悲しく切なくなってくる。
何より製作陣のこのドラマへかける、丁寧な意欲、とでもいおうか
真面目な意気込みが伝わってくる。
テーマがテーマだけに製作現場は相当重い空気があっただろうに、ドラマとして
子供から大人までキチンと見れる清潔な作品となった。
恐らく想像だが、亜也さんのご家族も多少の脚色を理解してくれた
だろうし、夢と希望に満ち溢れた少女の残酷な運命を真摯に生き抜いた
その演出に製作陣の亜也さんへのリスペクトを十分に感じられる。
亜也さんと麻生君の2人の場面でのみ挿入されるレミオロメンの「粉雪」、
エンディング・ロールでかかるKの「only human」などのバックアップ・ソングも
切なくて秀逸。「粉雪」などは、まさに麻生君の視点で謳われているかのよう。
そのエンディング・ロールではかつての亜也さんご本人の写真数枚流されて、
同時に亜也さんが書き綴った日記の断片も映される。
バックにはKの「only human」。これもまた残酷で過酷な運命を生き抜いた
亜也さんへの鎮魂歌になっており涙。。。
だからこそ、健康に生きている自分の人生と家族が健康であることを
感謝する気持ちを忘れてはいけない、と思うのだ。
架空のキャラクターである麻生君(錦戸君、演技良好!)との淡く切ない恋の
シークエンスも悲しくも美しい。こんなBFが娘にいたらいいのに。。。
そして亜也さんが生きた、生きてきた魂の証を、何も知らない私たちへ
植え込んだことは間違いない。
DVDを鑑賞した後に、ほぼ原作に忠実に製作した映画版DVDと原作本を
購入したのはいうまでもない。
原作本を読むと尚一層の悲しみが伝わってくる。亜也さんは努めて
明るくおおらかで、当たり前の思春期の少女らしく、可愛らしく
文章を綴っているから、余計、悲しくなってくる。
TVドラマの養護学校の先輩生徒役とその母親役が、映画版の亜也さんと母親役を
演じている。この映画版も素晴らしい。
尚、本編が終了後、「特別編 追憶」というスペシャルドラマが製作・放送されたが
このセットには含まれていない。現時点(2008年10月)ではDVD化すらされていない。
非常にいいドラマになっているのだが。。。
幸い、というべきかyou tubeで香港か中国の人だかがアップしているので
全編、いくつかのパートには分かれてはいるものの鑑賞できる。
何しろ、you tubeではこのドラマに関する画像は恐らく100件近くアップされているの
ではないか。
亜也さんの美しく崇高な魂が連綿ときっと、こうやって何らかの形で
受け継がれていくのだろう。
この後、猛烈なバッシングを受けたエリカ嬢の心にも。
何故なら、エリカ嬢のここでの演技は間違いなく亜也さんと同化して
その絶望と苦悩を体現しているのだから。
ここでのエリカ嬢は亜也さんと同じく、崇高で美しく、そして可愛らしい。
しかし、毎回のエンディング・ロールで流される数枚の写真に写る亜也さんの
笑顔は、何故こうもまぶしいのか。何故、こうも輝いているのか。
床を這っている写真、ガッツ・ポーズをしている写真、ここで最後の
大量の落涙となってしまう。最早感情を制御することすら不可能だ。
安易かもしれないが、やはり、ここで思う事は難病を抱えて今、現在も
闘っている人とその人を支える家族、友人達に希望の星が降り注ぐ事を
心より願う。
改めて、合掌。安らかに。