グラビアアイドル 画像 動画 コレクション

内容と価格がまったくもって見合っていないと思いました。
本人はタレント本ではなく文学書として勝負しようとして
この本を出版したのだと思われますが
あくまで「サトエリ」というブランドがあってこそ
この本の出版が決まったのだということを自覚してほしかったです。
その辺のブロガーさんの方がよっぽどいい文章を書いています。
この本が他の作家さんと同じ価格で売られているというのはおかしな話です。
こんな内容ならせめて２，３ページでもグラビア写真を載せてもよかったんじゃないかな。
ただ、よくあるタレント本と違ってきれいごとだけじゃなく、
心の暗部とかsexについてとかアイドルにしてはよくがんばったと思います。
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著者データ：1981年12月19日生まれ、身長173センチ、B88W58H88、1998年よりイエローキャブ所属。
日記のような、鋭敏な感覚が冴えるショートエッセイ の1, 2章に続き長文の3章では、大阪の純喫茶店でのやり取り（オトコ観察）、マネージャーの思い出、韓国焼肉ロケとオフのプールの思い出、のところどころに覘く、タレントのかなりエッチな素顔が楽しい。
帯に「柳　美里絶賛、佐藤江梨子処女作」とあるように、今どきのエッセイという気がする。といっても、私は高校の現代国語の教科書で出てきた小説、エッセイよりも新しい年代の文章を読んだことは皆無に近い、時代錯誤もいいところの年寄りだけど。
で、「ドデカイうんちが出た」、「ドウティ君」、「姫ハジメ」、「セックス」と、鋭い感覚の表現がナイフのように冴える（実際、文中で著者は自身をナイフおよび東京タワーに例えている）。同時に、若者の、ありふれた普通の感情がうまく表現されている。いいオトコ探索やグラビアアイドルが処女かどうかの見分け方、あたりの文章が本当に楽しめる。
ジョージアのCMだけ知ってたが、サトエリは最近キューティハニーに出るということで、注目したのだが、グラビアでは、もう落ち着いたお姉さんというか、現役ばりばりのグラビアアイドルという感じはせず、脚が長いな〜くらいしか感じなかったが、このエッセイの方が、ある意味「セクシー（？）」な感じがした。肩の凝らない、息抜きのエッセイとして多くの方にお勧めしたい

佐藤さんの主演作「キューティーハニー」を見逃してしまったことに、大変後悔しました。彼女のことをもっと知りたいと思っていた矢先、この本と出会いました。最初は帯の「柳美里絶賛！」の言葉につられて手にとってみたのですが、一ページ目を開いた直後、サトエリ最高！となったのです（笑）。本当に彼女が隣で話してくれるような…むしろ私にだけ内緒話で話してくれるような本でした。でも実はまだ、もったいなくて読みきれていません。こんな素晴らしい作品に出会えるのは数年に一度だと思います。

凄い言語感覚なのである。これは絶対ゴーストライターによるタレント本ではない。ありえない。この文章をゴーストできる奴は天才だろう。重松清だって無理である。たとえば…。「夢から帰宅した私は、顔にホテルのシーツをぐるぐる巻きにしていた。ああ、すげえー、ホテルの冷房offにして気づいた頃にはもうサウナ。」とか「このヤロー、出っ尻男めぇー、うぇー、気持ち悪う。あいつがsex……ああ、なんで、アンナ男がモテルの?! クソォー、ナス尻な私ってみじめー?!」てな具合。凄いでしょ。数字はほとんど算用数字で一口を1口とか書いてたりするし。＝や↓も多用する。見返しに本人自筆の原稿があるので分かるけど、女子高生あたりの落書きをそのまま原稿にした感じであります。前半がポエムみたいなので分量はないけど、正直疲れまっせ、これ読むのは。ま、しかし勢いとオリジナリティはあるわな。

…活字でやっちゃいましたね、グラビア。
挑発的な視線を投げかけたり大胆なポーズをとったり、そんな迫力が活字に出てます。と、いうより、その迫力やリアリティは女の子にしかわかりにくい世界なんだろうか…。
生々しいもんねえ。どっちかっていうと。

でも、この本を読むと、あけすけで素直な彼女が、なんだか自分と一緒に怒ったりひねくれたり、物思いにふけったりしてくれてるみたいで、すごく気持ちがよかった。
それだけ迫力とか臨場感にあふれてるんですね､この人の言葉って。生まれつき言葉のセンスがいいみたい。

そうそうないなあ、こういう文章…ほんとに日本の女の子が書いたの？
特に、おかあさんのおっぱいとか、お母さん関係の文章が好き。
ちっちゃい女の子みたいでかわいいんだけど、自分の「女の体」に対する戸惑いもどこかしら感じられる、素敵な文章です。
こういう女の子って、お母さんの素敵な言葉できちんと育てられたんだろうなあ。
ただのタレント本と侮るなかれ。火傷します。
サトエリさんには、ぜひこのままわが道を行っていただきたいものです。
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一つ一つが短い散文になってるので､疲れちゃって本なんか読む気力ないけど、癒されたいの…というひとに、ぜひ。