写真集だとそそられるのに、動いて喋るとただの姉やんになってしまうサトエリ。
このタイトルは写真集と連動、つまりそそられる動きが見られる・・・筈。
ということで、買って見てみた。見ごたえバリバリか、と言うとそんなことはない。
でもそれは、彼女のサービス精神から作り上げられたサトエリではないというだけ。
いつもはなかなか見られない"素"の江梨子がさらけ出されていて
意図された見せ場がない淡々とした進行が逆に想像をかきたてる。
他のタイトルにありがちな「見せられた感」ではなく
ガードを極限まで下げた江梨子を「見てしまった感」が強い。
好みの割れる1本かもしれないが、これは通好みといっても良さそうだ。
この作品はパッケージとして発売する事じたい間違いだったと思う。
写真集のメイキングビデオだけど江梨子ちゃんだけじゃなく
カメラマンのインタビューまであるドキュメントタッチで作られているので
写真集のおまけにするかCSなどで放送するべきだったと思う。
江梨子ちゃんがどこへ向かったらいいのか分からなくて
さまよっているような感じがして痛々しい。