古田新太×ケラリーノ・サンドロヴィッチで,自由にくだらなさを綴った舞台。
犬山イヌコさん,うまい。「ポケモン」のニャースの声をもう10年もやってる人です。
こういう芝居はお手のものの芸達者な役者陣の中で,中越典子,姜暢雄は初挑戦ですが,この二人のように"いかにも"ではない役者が入ったほうが全体として活気が出ますね。
姜暢雄の女役は,普通に色気があってはまりすぎ。
そうでなくてもありがちな「世界の最期」を描いたうえに,特に後半,より「ありがちな」ネタ?が気になりましたが。
(客をいじったり,同じ動作・言葉を全員にまねさせたり,神の声があったり…)