大野伸介
シャカリキ! スタンダード・エディション
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人気ランキング : 16783位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2009-01-23 |
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ストーリーに入り込めませんでした |
チャリ大好きの主人公テルが、ひょんなことから自転車部に入部し、部のエース・ポッポとライバル校に転向したユタにライバル心を持ち、ロードレースに目覚めていく・・・
なんですけども、
お話を進める上での動機やエピソードにあたるところが浅く入り込めなかったり、
何よりも突然に特殊効果が入り違和感を感じ冷めてしまったため、残念ながら肌に合いませんでした。
自転車部のバラバラに見えた部員達が、テルの熱に当てられ、ロードレースが好きだった気持ちを思い出し、チームワークを身につけ、最後にはユタに勝ってしまう。
・・・のであれば、もっと彼らに芽生えたチームワークの動機であったり、熱中していく過程を分かりやすく見せて欲しかったです。
それに、ポッポがなぜエースなのか(最後に主人公のテルがアシストするくらいの人物のはずなのに・・・)、それが伝わらなかったのも残念でした。
この映画が青春映画だったのかは分かりませんが、もっと恥ずかしいくらいに描いても良かったのじゃないかなぁと思いました。
ただ、原作そのものは読んだことがありませんが、原作の作者さんはとても面白くて熱い話を書かれる方なので、映画化自体かなりハードルが高いものだったとは思います。
時間制限のある映画「化」では、原作が良ければ良いほどストーリーの消化不良は否めないのですが、そう言うときこそ雰囲気やニュアンスを大事にして欲しかったなぁと感じました。
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ほろ感動 |
原作は読んでいません。
正直大して期待もしてませんでしたが、意外に楽しめました。
スポーツものというよりは、青春コメディって印象かな。
チャリ、もといロードレーサーのことは全く知りませんが、
この取っ付き難い競技に陽の目を当てたのは良かったと思います。
個よりチームを重んじての勝利は学ぶところがあるのではないでしょうか。
とってもベタな作品ですが、それでもラストは心地良い感動を覚えました。
南沢奈央さんのマネージャもいいなぁ♪
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がっかり・・・ |
原作は知らないので、純粋な気持ちでロードレースの映画として見させてもらいました。
がっかりです。じつにチープな内容で・・・。
この監督、ロードレースの知識、ほとんどないんじゃないのかなって思っちゃいました。
他にも、時折出てくる、スピード感を表そうとするちゃちなCG(?)はどん引きでした。
でも、あのうっとうしいくらいの熱血は好きですし、横溢する若さに心地よさを感じました。
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原作のファンで自転車乗りの立場としては・・・ |
ユタがライバルチームの既にカリスマ的立場の選手だったり、
鳩村が結構優しいキャラだったり、設定自体が原作と違うところが
結構目に付きます。それはそれで原作を知らない人にとってはよいのかも
しれませんが、知っていると違和感があります。
またロードレース経験者の立場としては・・・
レースシーンのロケ地が自転車乗りにはお馴染みの所ばかりなので、
「あ、ここあそこじゃん!懐かし?い」とかいうことに気をとられてしまったり、
山頂近くで超低回転でペダルを漕ぐ姿などが「ありえねぇ?」という感じだったりで、
素直にストーリーを追えません。
でも役者さんたちはみなそれぞれ熱演しているように思えて悪い印象はありません。
鳩村にはもうちょっと線の太い役者さんが欲しかったけど・・・。
全体の印象としては、他の方も仰っていた通り、「ドラマスペシャル」レベルの
仕上がりという感じに思いました。
私自身にとっては以上の通りですが、しかし原作もレースの世界も知らない息子たちには、
大いに感銘を受ける作品になったようなので、★は3つにしておきました。
子どもを洗脳(?)するネタには良いかもしれません。(^^;)
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まぁ・・・ね・・・ |
小説(さゆり視点)から入り、原作に移ったわけですが。
小説でのイメージが強くて、あっけない感じがしました。