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いきなり谷村美月のキレカワイイ不安顔のどアップが効果的。「東京ゾンビ」の時と同様、夏服姿が凛々かわいいです。
　―どの話もシンプルで、全然怖くないので、ホラー苦手な人でも安心です（？）。それにしてもサッちゃんは変です。なんか汚いし・・・。
　―ところで美月ちゃん、あるインタビューで「…何年か前までは・・・座るときとか、けっこう脚ひらいたりしてたんで・・・」って言ってましたが、まさにこれ、地下の階段かけ降りるシーンとか、メイキングでベンチに座って悲鳴あげてるとことか、確かにちょっと脚ひらきぎみ・・・。でも最近はみるみる大人っぽくなってきてますね。（ちょっと淋しい・・・）

谷村美月さんの演技が観たくてみた。
恐怖顔の演技やインタヴュー、メイキングが観れて、彼女のファンにはたまらないだろう。
ただ、映画として観るとかなりものたりない。
さっちゃんは怖いというより間抜けな感じで、さっちゃんが昼の道路を爆笑しながら走る姿には吹いてしまった。最近大量生産されている恐怖映画に比べても怖くない。というか、怖いというよりシュールだ。
シナリオもひねりがなく、大人の鑑賞に堪えるものではない。

本作では口裂女ならぬ「口裂サッちゃん」がでできますが、メイクがいかにも作り物っぽいのでイマイチ怖さがありません。それよりも「洋式便器に座っている人の股の間から頭を出すサッちゃん」とか「真昼間の道路を両手を上に挙げながら全力疾走で追いかけてくるサッちゃん」など、怖いというよりもシュールなサッちゃんの姿のほうが印象に残ってしまいました。
どの話にも映像特典で舞台の裏側が見れますのでそちらも見逃せませんよ！