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監督のことはよく知らないのですが、おもしろかったです。
いい年のおっさん達がはしゃぐ姿が微笑ましい。

竹中直人の下北沢を題材にしたドタバタ喜劇。
むかし懐かしい風景が色々出てきて良い。
役者もこれでもかっていうほど　みんな出てきて
楽しんで作っている雰囲気が見て取れた。
しかしながら・・
男たちはどうしてもソレを我慢できないんだろう
（笑）

広告と映画に求められる才能はまったく違う。
大宮エリー氏に映画やドラマは無理と言わざるを得ない。
東大出身であるエリー氏は「自分は美大出身でないのがコンプレックス」とまったくの
トンチンカンな感覚にまずコンプレックスを持った方が良いでは。
（どっちだっていい。こんなのはコンプレックスと呼べない。世間知らずのエリート感覚）
エリート感覚しか持ち合わせてないのであれば映画やドラマよりも
アートや純文学の方が向いてると思います。

残念ながら信藤さんには映画監督の才能はないです。アートと映画監督は全く別物。信藤さん自身映画が大好きでずっと憧れだったとは思いますがこれならそれなりのアートな物語のない前衛映画や実験映画を撮っていた方が成功してたでしょうね。

年間50本以上は映画を見ていますが、その中でも脚本・キャスティング・絵作り等の全てが最低レベルで、お金を出して見たことを深く後悔しました。兎に角、奇をてらった演出が全て外してしまっていて、単なる監督?の自己満足にとどまっています。(鈴木京香さんだけが救い。)買おうか借りようかと悩んでいる人には、決してお勧めしません、とだけアドバイスしたいです。