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万田邦敏

接吻 デラックス版 [DVD]

接吻 デラックス版 [DVD]

人気ランキング : 7234位
定価 : ¥ 4,935
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2009-02-25

価格 商品名 納期
¥ 3,861 接吻 デラックス版 [DVD] 在庫あり。
最近の邦画の中では、1番です!

この映画・・・凄いです!!!!

一見、韓国映画かのような地味なビジュアルなので、素通りして
しまいそうな映画ではありますが・・・中身はかなり凄い!!!

元ネタは、大阪の池田小学校事件の容疑者だそうです。

テレビで見た殺人犯に一目ぼれして、刑務所まで通いつめ、獄中結婚して
しまう、そんな小池栄子の熱演ぶりだけでも見る価値アリ。
また他の方が書かれているように、最後にある不可解なシーン、そして
最後に出てくるタイトル・・・。今でも鳥肌が立ちます。

説明できないシーンがあるからこそ、この映画が凄いのだと思います。
本来映画とは、いろんなシーンを見て、自分であれこれ考えるものだと思うので。
映画通の人には、是非オススメの邦画です。

あの人の物語はあの人のもの。

どんなに境遇が同じでも、
どんなに気持ちが通じても、
どんなに心が共鳴しても、
他人の物語を生きることはできないのだ。

キーワードは“ハッピーバースデイ”

前もって申し上げておきますが,今とっても幸せで,能天気な人生を送ってらっしゃる方には,本作は向かないと思います。心して立ち向かってください。

主人公の遠藤京子(小池栄子)は家族とも疎遠で友達もなく,一人ぼっちを痛感していて,心の中ではいつも“死にたい”と思っていたのだと思います。
そんな時,TVのニュースで坂口(豊川悦司))の殺人事件を見て,一瞬で自分と同じ境遇だと察知し,自分の中に坂口をダブらせ,自分が敷いたレールに乗っかって,坂口と共に死のうと考えたのだと思います。
そのためには,坂口(豊川悦司)が死刑判決を受けることが必須状件であり,坂口についた弁護士の長谷川(仲村トオル)が自分を愛し始めたり,死刑に対して控訴したりというのは,自らが敷いた軌道を壊されるようなもので,計算外だったのでしょう。
坂口の「君ともっと早く会いたかった」,「君は生きて欲しい」という言葉が,彼女の衝撃のラストシーンへの引き金になったのだと思います。

韓国映画の「ブレス」に設定が似ていますが,「ブレス」は絶対に有り得ない話を映画にしていますが,本作は,もしかしたら“あるかもしれない話”として,適度にリアルな感じも有り,女性の深層心理を垣間見たようで,見終わって唸りと溜息の出るような作品でした。

タイトルこそ、最大のミステリー。(ラストに触れています、注意)

小池栄子、豊川悦司、仲村トオル、全編3人芝居を観るような心理サスペンス。と言っても、冒頭で起きる猟奇的殺人に拠るものではない。これは、人間の孤立感と心の闇についての物語。初めは、彼はなぜ人を殺したのか?、彼はなぜ心を開かずに黙秘し続けるのか?、に関心がいくが、次第に、彼女はなぜ彼を想い続けるのか、その心理の推移と行動に引き込まれていく。
サスペンスゆえ、これ以上内容には触れないが、この疎外感と暴走ぶりは痛切だし、ラストの決着のつけ方も当然の帰結。ただ、映画のタイトルにもなっている“接吻”がこんな形でじわじわ効いてくるとは予想だにしなかった。
余りに唐突で不可解なあの行為、注目したいのは、接吻の前に交わされる抱擁。ふたりの男性にそれぞれ別々に行われる行動。抱擁は、同志的もっと突き詰めるならもうひとりの自分自身との肉体的精神的結合として、接吻は自らも殺人を犯した事で現実社会との関わり合いが瞬時生まれた事への束の間の“性=生への希求”の衝動として、なんて観念的解釈が例えば必要なのか(まるで、的外れかもしれんが)、とにかく、観る者を惑わす不条理な魅力を持った幕切れだと思う。
静かに、しかしひしひしと緊迫感と恐怖が増幅していく演出力と小池栄子をこの役に抜擢した眼力。立教パロディアス同好会当時から学生映画界では名を馳せていた万田邦敏の才能は只ならぬし、彼女もよく応えた。残念ながら、今年の各映画賞ではキョンキョンの後塵を排してしまったが、演技派への開眼を感じさせる名演だ。

わかってほしいの

ラストの不可解な接吻シーンが、さまざまな憶測を呼び、物議をかもしている万田監督による長編3作目。脚本は、プロデューサーから与えられた<死刑囚との獄中結婚>というテーマに則して、奥さんの珠美氏との共同執筆で仕上げたそうだ。珠美夫人に言わせると「暴力に対する拒否本能があの“接吻”」という話。万田監督自身も、あのシーンの解釈については少々?だったようで、京子の演技が巷で絶賛されている小池栄子に対しても「観客にもよくわからないように演じてくれ」という注文があったらしい。

職場でも目立たない孤独なOL京子は、通り魔的にある一家を惨殺した坂口(トヨエツ)が逮捕直前に取り囲むマスコミに見せた笑顔をTVで見て、一瞬のうちに恋に落ちる。死刑をのぞみひたすら黙秘を続ける坂口に業を煮やしていた国選弁護士・長谷川(仲村トオル)は、「差し入れをしたい」という申し出をしてきたアカの他人の京子を不審に思いながらも、彼女の影響で坂口の態度が変わってくると、長谷川も京子に対して好意を抱きはじめる。

世間に本当の自分の姿を知ってもらいたいのに無視され続ける孤独な存在(坂口と京子)。対する、常識的なものの見方しかできない“世間”の代表・長谷川。坂口の兄への事情聴取や坂口への手紙を通じて、京子が長谷川=世間に本当にわかってもらいたかったのは、もしかしたら自分自身のことだったのではないだろうか。そう考えると、長谷川の意図(世間の目論見)どおりに坂口が控訴したことに京子があれほど激怒した理由も、なんとなくわかるような気がするのだ。

演じる女優にも知らされていない登場人物の気持を勝手に推測するのも大人げないとは思うのだが、あの接吻シーンを“暴力に対する拒否反応”と解釈するのはあまりにも味気ない。「本当の私をわかって」というヒロインの悲痛な心の叫びが聞こえてきたのは、自分だけであろうか。

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