波岡一喜
ライオン丸G vol.3 (通常版) [DVD]
物語も佳境に入った「ライオン丸G」。エピソード6から8までは、5までの大根仁監督に代わって西川誠也監督と神徳幸治監督(共にクレジット上では「演出」)が登板。とはいえ大根監督のハイテンポ、アドリブ上など、現場でのシナリオ改変はそのまま踏襲されているようで、それぞれのキャラクターの存在感はより一層強烈になっている。また、これまでのスカルアイをめぐっての争いから、オリジナルでは後半に位置したライオン丸=獅子丸VSタイガージョー=虎錠之介の関係が主軸に据えられている。加えて錠之介とワケありの関係だったらしい女探偵ユリの登場。さらにこれまで無言であったスナックZのマスター (ひかる一平!)が、エピソード8で行動を起こすなど、いよいよ謎の核心に触れるかのような展開だ。エピソード6。恩人であるホストクラブのオーナーが重傷を負わされたことで、獅子丸が徐々に敵の存在を身近に認識していく様は、波岡一喜の微妙な表情や眼の演技が見もの。(斉藤守彦) |
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