【上を向いて歩こう】★ -1点
彼女がすすり泣くようにアカペラで歌うタイトル曲がBGMになっており、全編にわたって雰囲気が物悲しすぎる。彼女の健康的なイメージとはかけ離れているし、映像そのものとも合ってない。肝心の水着シーンも、肉感よりもイメージを重視し過ぎており、彼女の魅力をとことん削ぎ落としている。
【見上げてごらん夜の星を】★2点
メキング映像が主体で、明るく楽しい現場の彼女を見られる。思わず笑ってしまうシーンも多数。しかし見所はそこだけで、せっかくの水着シーンはメキング特有の引き絵により台無し&圧倒的な迫力不足で消化不良気味。彼女の、あの元気で明るいキャラクターがあったからこそ、なんとかギリギリ成立できたような作品。
【総評】(−1+2=1)
ユーザーの求めるものは完全に無視して他との差別化を計りたい製作サイドの考えだけを前面に押し出したような作品。少なくとも私は値段相応に楽しむことはできなかった。
「見上げてごらん夜の星を」は、磯山さやかさんが鉄琴で演奏する映像から始まり、実際にさやかさんが歌うこの曲をバックにイメージ映像が流れていたりしますが、この辺はなぜこの曲なのか、なぜこの映像なのかよくわかりません。でも、インタビューの映像やオフショット映像などは、とても明るく、ハキハキしたさやかさんが見られるので、この辺は魅力を感じます。
「上を向いて歩こう」は、さやかさんが歌うこの曲をバックに色々なイメージ映像が流れますが、やはり、なぜこの曲なのか、なぜこの映像なのかわかりにくいです。これでさやかさんの魅力は出ているのでしょうか?もう少ししっかり企画を考えた方が良いのではと思ってしまう作品になっています。
磯山さやかさんのファンでなければ、あまり購入はお勧め出来ません。