所謂アイドルにとんと興味関心がない(むしろ毛嫌いしている)私は、どうせグラビアアイドルがミーハー気分でキャイキャイ騒いでいるだけだろう、と思っていた。
しかし違った。彼女はけっこうホンモノだった。
たしかに最初に野球と関わったとき(高校時代)の動機はミーハーだったかもしれない。だが部活の中でホンモノに出会い、確実に意識を変えられた、という告白や姿勢にウソ偽りは感じられなかった。アイドルと括られる人種(失礼)にしてはなんと純粋で真面目な、と、ちょっとばかり見直したものだ。
マスコミにさえ、選手を平等な視点で見ることができない連中がいる(選手の側にも問題アリだが)。そういう連中に比べれば彼女は、(将来的にそうなる可能性が絶無とは言えないが今のところは)心底野球というスポーツが好きで、野球に全てを賭けるプロ選手の生き様をしっかりした目で見つめているようだ。アイドル活動のひとつではあったのだろうけれど、単なるヤッツケ仕事にせず、心を込めて真剣に取り組み、それなりの成果を出したというのは評価できよう。
G党なので詳しく知らないが、07年はどうもマネージャーでなくなったらしい(「いや続けてるよ」というならツッコんでほしい)。それが彼女の意思だったなら少し残念だし、彼女の意思と無関係にそうなったのならなおさら、周囲の無理解な連中に失望する。
まあ、およそGでは、こういう純なマネージャーの存在など、世界が引っくり返ってもあり得ないよなぁ・・・。
「ヤクルト球団公認女子マネージャー」は単なる「マスコット」にあらず、ホームゲームCS中継は全て見守り応援番組MCも担当。本当に彼女は野球が好きなんだな・・・と思います。ずっと彼女にやって欲しいと思う反面、来年は別のタレントが「新マネージャー」就任したりして・・・