堤幸彦
サイレン スタンダード・エディション [DVD]
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人気ランキング : 39140位
定価 : ¥ 3,990
販売元 : 東宝
発売日 : 2006-09-22 |
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映像の恐怖はどこ・・・ |
私は原作ゲームをやったことありませんが、ホラー映画として評価はできないでしょう。サイレンの音は部屋中に不気味に鳴り響いて恐怖感をあおりますが肝心の背筋も凍るようなシーンもないし、効果は半減でしょう。
やっぱり音と映像が一体になって初めて人は恐怖を感じるものだと思いますから。
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「サイレンがなっているのは君の頭の中なんだ!」 |
少女は作家の父親について南方の島に引っ越すこととなる。島民はどこか閉鎖的で姉弟はなじめない。そのうち父親が奇行に走り始め、少女は島に関する呪わしい過去を知ることになる。
皆が戦慄したPS2の「サイレン」の映画化。その怖さと操作性の難しさに皆恐怖しました。この作品もかなりじっとりとした嫌な感じに仕上がっています。
「サイレンがなっているのは君の頭の中なんだ!」
ネタバレしちゃうのですが、日本でありながら(多分)どこか他の国のようなよそよそしさ、孤独感。父親さえも狂乱し、弟を守るため必死で孤立奮闘する少女。ラストの真実がいっそう痛々しく報われません。このままサイレンの鳴る島にいたほうがマシだったかもしれません。
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これを見ての感想 |
ゲーム経験者でDVDでは屍人がどのように再現してるのか楽しみにしながら見たのですが種類が少なすぎてがっかりしました。羽屍人や蜘蛛屍人が出てくるわけでもないので。お巡りさん屍人は出てきた気がします。自分はホラー映画はあまり見ない方で見た時は結構怖がる方なのですがこれは全然怖くありませんでした。普段ホラー映画を見なれてる人や見ない人でも怖くないと思います。なぜならストーリーがあやふやだからです。良い点は、市川由衣が主人公という点だけでした。
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前半はまぁまぁ、後半は・・・ |
原作ゲームは未プレイですので、1つのホラー映画としてレビューさせていただきます。
(多少ネタバレを含みます)
映画開始前半部分は、視覚での気味の悪さがよく演出されていました。
幽霊や化け物などがアッと出て驚かすのではなく、場面場面の展開で視聴者を怖がらせようという製作者の心意気は、十分な評価に値するものだと思います。
しかし、しかし・・・
後半があまりにも酷すぎる。
百歩譲って話の展開自体の無理や、伏線完全無視には目を瞑ったとしても
一番盛り上がるはずのシーンに出てきたのが、ドリフの“オチ”でよく見かけるゾンビ。
正直ずっこけました。ここで志村と加藤茶が「ウワー!」と叫んだら爆笑していたかもしれません。
なぜ前半の薄気味悪さを維持させたまま終わらせてくれなかったのか。
全く理解に苦しむ作品でした。
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みんなちゃんと見てるのかな? |
俺はこの映画好きです。みんな、ボロクソに言ってますが、ちゃんと見てるのか疑問です。夢オチなんだけど、じつはその原因が・・・だったというオチの後のオチがあり面白いと思う。それに気がつかないで観てる人が多いんじゃないでしょうか。