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人気ランキング : 16265位
定価 : ¥ 16,800
販売元 : パイオニアLDC
発売日 : 2003-07-25 |
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主演の奥菜恵が好演。ビデオ版の続編でありながら、ラストは映画独自のサプライズがあります。 |
呪いの家に越してきた家族と、訪問した介護ボランティアの女子大生や、その周辺の人々に広がる恐怖を描く、劇場版第1作。
ハリウッド版「THE JUON 呪怨」は、本作の翻案、リメイクです。
恐怖シーンの連続にはさらに拍車がかかり、あらゆるところから伽椰子さん、俊雄くん、黒猫が出現します。
急に現れて驚くシーンもあり、素直に恐怖演出を楽しみましょう。
一人暮らしの人は、一人で頭を洗えなくなります。
ビデオ版同様、本作でも描かれるシーンの時間が前後している構成が、凝っていて面白い。
主演の奥菜恵の、呪いの家を訪れて以降、ときどき顔に変な痙攣が起きる表情の演技が絶妙。
若い伊藤美咲もかわいくて、そのエピソードも怖い。
市川由衣のエピソード、修学旅行の写真で、なぜか自分の写真が1枚も無い・・・理由は・・・というのも怖い。
奥菜恵の友人を演じている 柴田かよこ は、旧芸名:坂口望二香で「救急戦隊ゴーゴーファイブ」のゴーピンク、
呪いの家に越してきた一家の夫役、津田寛治は「仮面ライダー龍騎」「警視庁捜査一課9係」に出演。
ビデオ版の続きでありながら、映画版としてストーリー展開に工夫があり、ラストにはこの映画独自のサプライズもあって楽しめます。
しかし、最も怖いのは「ビデオオリジナル版第1作」です。こちらも必見です。
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無題 |
この映画が話題を集めるまでの一連の流れを見ていると、
流行ってこうやって作られていくのだなという事がわかります。
マイナーなビデオ作品が口コミで徐々に
人気を集めていって花開いたという訳では無く、
最初から清水崇という監督と呪怨という映画を大きく売り出そうという
筋書きを練っていたのだろうなと思います。
ジャパンホラーという位置づけですが、
日本の怪談特有のじめじめしていて
後々まで残る味わいがこの映画には無いです。
趣向を変えた十三日の金曜日でしかありません。
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ビジョン化かな? |
こうなったら怖いだろうなーとか、そういう想像している事をそのまんま視覚的に現した映画だなと思った。日本映画の場合は、外国映画と違って、肉体的に追い詰められるというよりは、心身消耗するような怖さがある。この映画も、関わった人全てに摂りつくという意味で、そういう場所に間違って踏み込んでしまったら自分の意図にも関わらず恐怖の最高潮まで追い込まれた挙句に殺されるというような怖さがある。そういう意味では昔の日本の怪談映画はかなり怖かったのだが、この映画は視覚的にわかり安い分、外国からも声がかかったのではないかと思う。
関節バキバキ系の貞子を受け継ぐあの動きはやはり異様だね。
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怖くない; |
よく分からないシュールな展開が良い、という演出なのかいまいち物語に入り込めない。
不条理な展開のため、もしかしたら自分もというような怖さがない上、幽霊を出しすぎて見ているうちに慣れてしまう。
しかも、あからさまに「リング」に被るような演出がなされてるシーンもありしらける。