長石多可男
仮面ライダー電王 VOL.3 [DVD]
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人気ランキング : 3695位
定価 : ¥ 6,090
販売元 : 東映ビデオ
発売日 : 2007-10-21 |
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人情というよりただの自己中 |
人情とか思いやりとか言っていますが実際はでっかいお世話。
自己満で自己中なキャラクター。
それがキンタロスです。
特にカスミ草の話では自己満振りを発揮。
目の前で襲われている人々を見捨て、公共物を破壊し契約者を優先するキンタロスとそれを容認する主人公。
イマジンを倒せばどうせ全部元に戻るからイージャンという投げやりな考え方がとても不愉快。
挙句自分達は良い事したと自己満足に浸りヒーロー気取り。
結果オーライな内容に激しく怒りを覚えた。
目の前で苦しんでいる人々を助けるのが仮面ライダーの仕事。
それを放棄した彼らに仮面ライダーと名乗る資格はありません。
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電王のDVDの感想を電王のキャラで。?キンタロス編? |
俺の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとき。
俺はキンタロスや。今回は俺がやるで!桃の字や亀の字では、話にならんかったからなぁ。
今回のvol.3には俺がまだ、本条っちゅうヤツに憑いてたときの9話から、俺が走って走って走りまくった12話までが収録されとる。
特典映像も豪華てんこ盛りやで!俺と、桃の字の「モモタロスとキンタロスの15分1本勝負」も入っとるしなぁ。是非見てくれや。
俺のDVDにお前らが泣いた!涙はジャケットで拭いとき!
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キンタロス |
熊イマジン大活躍の巻です。
電王ソードフォームをもってしても圧倒する強さの熊イマジンが登場。
でも、熊イマジンは他のイマジンとちょっと違う事にハナは気づく。
身を犠牲にしてまで契約者を守る熊イマジン。彼が叶えたかった本当の契約者の願い(契約)とは?...
過去に飛び契約完了となり消滅しそうな熊イマジンに特異点である良太郎は自分への憑依を勧める。
ここに電王アックスフォーム誕生。
ナオミによって金太郎の熊イメージだから「キンタロス」と名づけられる。
人情家ゆえに巻き起こす騒動(11?12話)も見物。
アックスフォーム専用のデンライナー「レッコウ」は電車のくせに格闘もできる(笑)
乗客が増えて食堂車も賑やかになりました。
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俺の強さにお前が泣いた! 涙はそれで拭いとけ! |
良太郎に憑りつく3人目のイマジン、キンタロス登場。
もっとも最初は別の人(メビウスのテッペイw)に憑依するので
モモやウラに比べてイメージが豪華w
モモタロス曰く「良太郎のイメージが貧相なのでこんな姿になった」らしいので
テッペイは良太郎と比べてもイメージ豊かってことかw
気は優しくて力持ちな正にキレンジャー的ポジションのキンタロスは
ライノスイマジンとの戦闘中に良太郎と契約してアックスフォームへ。
戦闘スタイルは相撲の張り手での突き飛ばしやデンガッシャー・アックスモードでの
攻撃など、今までのライダーにはない豪快なアクションに注目。
てか、ライダーが相撲っぽい技つかったり斧使うのって電王が初めてじゃ?
11?12話ではキンタロスが「泣く」という言葉に反応して
巻き起こすトラブルや、トラブルメーカーだけど人情家、悪い奴ではないところが
描かれ、キャラの深さを視聴者に見せている。
またビーンイマジンとの戦いでも「お前の動きは既に見切った!」と
相手の動きの見切りや的確な攻撃など、戦闘能力の高さも評価できる。
キンタロスの声優は、あの「仮面ライダーアギト」で
北条の上司として登場した「司龍二」こと、てらそままさき氏。
キンタロスの声に非常にマッチした、渋みのある声、特に
「俺の強さにお前が泣いた! 涙はそれで拭いとけ!」
の決めセリフのカッコよさは異常。
てらそま氏と良太郎役の佐藤健が歌う「ダブルアクション(キンタロスver.)」も
演歌調ながらも秀逸の出来栄え。
お荷物とか役立たずとか4人の中で一番影が薄いとか言われてる
キンタロスだけど、そんなコトねーぞ!
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情けを忘れぬ人たちへ |
テレビ朝日系列『仮面ライダー電王』第9?12話を収録したDVD3巻です。
近年のシリーズを象徴する謎、シリアス、難解な展開を吹き飛ばす、
軽快かつ豪快、所々で笑える破天荒な作風が魅力です。
小難しい要素は極力排除した特撮の純粋な面白さに溢れており、
子どもから大人まで肩を楽にして楽しめること間違い無しです。
第9話「俺の強さにお前が泣いた」★★★☆☆
次々と空手大会出場者を襲うイマジンが登場し、彼の制止に乗り出す良太郎達。
怪力の持ち主ながら、、かなりおっちょこちょいで人道的な性格に笑えます。
しかし敵という存在意義に波紋を投げ掛け、視聴者をも動揺させる展開に次回が気になります。
第10話「ハナに嵐の特異点」★★★☆☆
第3形態の電王登場!金色の鎧を纏いて叫ぶは「オレの強さは、泣けるでぇ」
あか抜け過ぎですアンタ(笑)。怪力で敵をねじ伏せる様も見物です。
イマジンを憎むハナの葛藤と存在が見え隠れしますが、
間抜けな笑いでしこりを残さず、すっきり幕を締めているのが好感触。
第11話「暴走・妄想・カスミ草」★★★★☆
今回「なく」「なき」の言葉に異常反応するキンタロスの人情暴走劇と
出番が無いモモの苛立ちの喜劇が馬鹿馬鹿しい(笑)。
しかも、変身中に割り込んでキンタロスに強引変身してしまうなど
お約束すら完全無視。事態を混乱させるテンポ良い笑いが楽しい物語です。
第12話「走れタロス!」★★★★★
カスミと父親との絆、自らを省みない情に厚いキンタロスの姿が感動的です。
想いの裏返しの描写が光り、禁断の時間介入により、前回の世界を塗り替えた
並列世界構築のハードSF要素が唸ります。それゆえにイマジンの過去への
接触の危うさも匂わせた構成力の巧さも映える物語です。